トキにも会える！いしかわ動物園に行ってきました。

少し前のことになりますが、いしかわ動物園に行ってきました。

天気予報は晴れ。秋の行楽シーズン、おにぎり弁当持参で張り切って出掛けたのですが、いざ動物園に着くとあいにくの小雨模様に。さて、どうなることやら…。

水、陸両方の生き物で見応えいっぱい

傘を忘れたー（だって晴れると思ってたもん…）ということで、若干不安を感じつつも小走りで動物園の正面ゲートへ。動物園は小高い丘（山?）の上にあるので実はここが一番子連れには大変かも。とはいえ、道はきれいに整備されているので、ベビーカーや車イスでも安心です。

中に入ると、まず迎えてくれたのがアシカとアザラシ。思わず、ここは水族館だったっけ？と錯覚しかけましたが、坂を登るとそこには可愛いリスや小動物たちが待っていました。

次の『ネコたちの谷』ではホワイトタイガーやヒョウが下からも見られるように工夫されていて、迫力満点。
息子２号は頭上から正面下まで飛び降りたヒョウを見て「落ちたね～！」と、大興奮！

カンガルーたちの『オーストラリアの平原』で旅行気分を味わった後は、『郷土の水辺』で、再び水族館モードに。

オニオオハシ。『南米の森』で飛び回っています。

ここまで来て思ったのですが、この動物園、けっこう屋根付きの所や木陰などが多いので、多少の雨や暑さはしのげそうです。そしてそれが周りの自然と違和感なく調和している（私見ですが）ので、小雨でもテンション下がることなく（あくまで私見ですが！）楽しめます。まあ、もちろん傘があったほうがいいにきまっていますけどね(^_^;)

カピバラさんたち、狭くないかい？

朱鷺（トキ）に会える、貴重な施設『トキ里山館』

その後『ふれあいひろば』を抜け鳥エリアに来た私達。いよいよ今日の私の密かな目的だった『トキ里山館』にやってきました。

２０１６年１１月に新しくオープンしたここは、なんと新潟県以外で朱鷺に会うことができる数少ない展示施設なのです。
前回訪れたときはこの施設はまだ出来ていなかったので、今回はとっても楽しみにしていたんです。

すごい、本当に朱鷺が間近で見られる！

棚田や樹木など、日本の里山に見立てた広い施設の中で、朱鷺が自由に飛ぶ姿を様々な方向から観察できます。
とは言っても、私が訪れたときは展示されていた４羽全てが止まり木で休んでいるところでした。
でもその分、止まり木のすぐそばにある覗き窓からじっくり朱鷺の姿を見ることができましたよ！

知らなかったのですが、朱鷺は季節によって羽の色が変わるらしいです。
ちょうど今の季節（１０月～１２月）は夏ごろまでの黒い羽が抜け、きれいなピンク色に生え変わっていました。
これがいわゆる「トキ色」で、羽を広げて飛んでいるときなどに特に美しく見えるのです。
あいにく今回は羽を広げる姿は見ることはできなかったのですが、それでもチラリと覗く「トキ色」の羽と、頭の後ろにある冠羽と言われる長い羽（ホワイトの板チョコを薄ーく削った時にできるようなクルクルっとした羽でした）は十分美しかったですよ。

いつか、このピンク色の鳥が自由に空を飛ぶ風景が、動物園だけでなく、日常で見られるようになったら。
なかなか難しいとは思いますが、そう想像するだけでなんだかちょっぴり幸せな気分になりますよね。

もちろんいます、キリンにシマウマ、ゾウにカバなど大型動物。

＜番外編＞お土産に最適？いしかわ動物園限定・九谷焼ガチャ

帰り際、ズーショップの前で気になるものを発見！

実はこれ、石川県の伝統工芸・九谷焼のガチャガチャなんです。
道場八重さんという地元の作家さんが描いた動物たちの絵柄が入った箸置きなのですが、伝統工芸をガチャガチャにしてしまうというこの発想、斬新です。
調べてみると道場さんは３児のママさんということで、動物園とのコラボにも納得。
いしかわ動物園限定ということで、お土産にいかがですか？

他にもズーショップの中には朱鷺の絵柄の渋い九谷焼を販売するなど、ここならではのお土産が興味深かったです。
息子１号は無難に動物の下敷きを買いましたが（ちょうど家で使う下敷きが欲しかったんです）。

いしかわ動物園内には東屋や大型休憩所など屋根付きの休憩場所がけっこうあるので、お天気が微妙でもお弁当持参で楽しめますよ。
車以外で行くにはちょっぴり不便ですが、近くに温泉などもあるのでドライブ旅行などで立ち寄るには最適です。

あー、温泉行きたい。

九谷焼にはこんなものもあります。世代的にドラゴンボールがツボ。

よろしければ、おねがいします。

人気ブログランキング