息子の音読「かいがら」を聞いて思ったこと。
最近、息子1号が毎日の宿題で「かいがら」というお話を音読しています。
くまの子が自分の拾ってきた貝殻をうさぎの子に見せ、どれが好き?と聞くと、うさぎの子は自分が一番好きな貝殻と同じものを指さします。
くまの子は最初、うさぎの子に自分が二番目に好きな貝殻をあげようと思っていたのですが、一晩悩んだ末、二人ともが一番好きな貝殻をうさぎの子にあげると決めました。
大好きな友達だから、ぼくの一番好きなものをあげると…。
これを聞いていた私は思いました。
重っっっ!!
もちろん、声には出しません。だまって聞いています。
その後、うさぎの子は「本当にありがとう」と喜び、二人で楽しそうに貝殻を耳にあてました。
いや、いいんですよ。いいお話です。
…でも、うさぎの子はそれが本当に欲しかったのか?
どれが好きかと聞かれたから答えただけで、そんなにくまの子を悩ませてまで貰おうなんて思っていなかったのでは?
くまの子に気を使って嬉しそうなふりをしていたのではないの?
ていうかやっぱり、思いが込もり過ぎてて、重くない??
こんなことを思ってしまった私、擦れてるな…。
素直に受け入れられる、純粋だったあの頃に戻りたい。
しみじみそう思った私でした。