ただいま育毛中 ~脱毛症主婦のゆるゆる育児・育毛日記~

円形脱毛症(~全頭型)でウイッグ生活7年目。2児のママがゆるーく育児・育毛についてつづります。

ウィッグのススメ。円形脱毛症の自分が自分らしくいるために。

落ち込んだ日々。ウィッグと出会うまで。

アクティブだね、とたまに言われます。
スポーツしてるとかではなく、あちこち出歩いてるっていう意味で。
実際は家でぼんやりしている日のほうがよっぽど多いんですけど、休日になると家族と出掛けることが多いからそう思われるのかもしれません。「家族揃って出掛けられるのも子どもたちが小さいうちだけだよ」と先輩ママさん達から聞いたので、今のうちに楽しんでおかなきゃ!と、いろんな所に出掛けて楽しんでいます(基本近場で)。

今でこそ、こんな私ですが。
もちろん脱毛症になった当初からそんな気持ちでいられた訳ではありません。
最初の頃はとにかくもう外に出られない、こんな頭じゃ生きていけない、と完全にうつ状態の半引きこもりでした。

だって、髪は女の命だもの。命がなくなったらもう…

何てことを!!と、今となっては思いますが、当時の私はそれくらい思い詰めていたのです。
当時まだ2才になるかならないかだった息子1号の相手も満足にできず、時間があれば円形脱毛症関連のサイトを検索して、意図せず全頭脱毛の写真を見つけてしまい、更に落ちるという…。

それでも食料品や日用品の買い物、子どもの病院、脱毛症の治療と、出掛けなければいけない用事は次々と出てきます。
そんな時にまず私がした対策は、帽子を被ることでした。
最初に抜けたのが前髪の前頭部で、髪をまとめることで隠すことができなかったこともあり、出掛ける時は普通のおしゃれ用の帽子を被っていました。
でも、おしゃれ帽って基本外で被るものですよね。屋内で被っていると、??ってなっちゃう。
なので、次は医療用の帽子の中でも少しおしゃれ帽にも見えるようなものを被ってみました。
ところがこれ、どう被っても、私の普段のファッションには合わないんです。
勝手なイメージかもしれませんが、わりとダボっとしたというか、ちょっとゆるい感じの服装の人が被っているような。
きっと似合う人には本当に似合って素敵なんだろうなぁと思いますが、私には無理...。
3つほど買ってみて、挫折しました。
ちなみに、今はお家にいるときに使ってるので無駄な買い物だとは思っていませんよ。冬場寝る時の必需品です!

円形脱毛症の必需品、ウィッグ。

帽子で挫折した私。いよいよウィッグの出番です。
なぜ医療帽にいく前にウィッグにしなかったのか?
それまで私の中では、ウィッグはおしゃれ上級者のためのアイテムというイメージでした。または抗がん剤治療をしている人のための高価なもの。
特別おしゃれというわけでも(人並みに気を使ってはいますが)、がんで命懸けなわけでもない私が買っちゃっていいの?なんて勝手に思っていました。
それに、買ってみてもし似合わなかったら?と思うと、なかなか手が出せませんでした。
 
初めて使ったウィッグは、ファッションウィッグでした。(ヘア)スタイルが気に入ったのと、ファッションウィッグのほうが手頃な値段だったからです。
結果、友達に言わせると『森ガール』。森にいそう、似合ってる、と。可愛いけれど、あくまでファッションウィッグなので、つむじの部分や毛の流れなど、ウィッグ感ありありだったと思います。ごく普通の主婦がファッションウィッグって、自分ではちょっとナシかなー。
でも、しばらくはこれで乗り切りました。

初めてのウィッグで学んだのは、髪のボリュームとつむじの自然さ、これがとっても大切だということ。
もともとの地毛がボリューム少なめだったので、あまり多いとバランスが悪いような。そしてどうしてもウィッグ感が出てしまう。
つむじは、一般的なファッションウィッグでは何もしないままだとペタンコになってしまう。そしてつむじから地肌が見えないのも不自然。
帽子を被ったりすればカバーはできるけれど、それだとやっぱり普段使いはできないのです。

そうして、いろいろ試しているうちに、今のウィッグと出会いました。

☆激カワ☆ウィッグならリネアストリア

私が愛用しているのは、リネアストリアさんから出ているファッションウィッグと医療用の間のようなウィッグです。
ウィッグの中には、温泉やプールも大丈夫、というものもあるらしいのですが、それらはとても高価なものらしく、私にはとても手が出ません。
もし自分の娘(いないけど)が脱毛症になってしまったら買ってあげるだろうなぁと思います。
でも今の私にはこのウィッグで十分。
maoran.hatenablog.com

一時期ほぼ地毛(部分ウィッグのみ)でいた後、また脱毛が始まったタイミングで再びフルウィッグにしたのですが、その時に
「これウィッグなんだよー」
と周囲にカミングアウトすると(理由は言っていません)
「えー、ほんとに?どうなってるの?見せてー」
と言われるくらい、多分ですが、自然だと思います。

そんな感じで、私は今、自分に合うウィッグを見つけて、普通の人と同じように外出を楽しんでいます。
帽子を取るような所を避けたり、医療帽に合わせた服装をしなきゃと無理をすることもありません。
もちろん、自分が脱毛症患者なんだなんて負い目に感じることもありません。
ていうか、忘れてる(^‐^;
ほんと、ウィッグさまさまなんです(そのわりに扱いが雑ですが)。

自分が自分でいるために、自分らしさを失わないために。
もし今、脱毛症になってしまって悩んでいる人がいたら、私は間違いなくウィッグをお薦めします。

☆激カワ☆ウィッグならリネアストリア