子どもの世界。
息子1号が最近、放課後に近所の子と遊ぶ約束をしてくるようになりました。
どこのお家でもそうだと思いますが、入学してしばらくは一人で遊びに行かせるのが心配で「まだ道も覚えてないし危ないでしょ」と誤魔化していたのですが、二学期に入り近所の同級生が我が家に遊びに来るようになり、そのうち友達どうしお家の行き来が始まりました。
まあ近所なので、途中まで一緒に送って行ったり、迎えに行ったり、という感じで、ぼちぼち一人で行かせてもいいかなぁとは思っていたのですが。
先日、急に「上級生達と遊ぶ約束をした」と、今まで一人で行ったことのない公園まで行くことになりました。
ちょっと心配だなぁと思い、公園まで息子2号と一緒について行ったところ
「遅いぞー、行くぞー」
と、上級生。
え、どこへ?
疑問に思った私をよそに、息子たちはどんどん歩いていきます。
この公園で遊ぶんじゃないの?
そのうち、川の向こうに隣町の新興住宅地が見えてきました。
川のこちら側からも、そこの公園でたくさんの子どもたちが遊んでいるのが見えます。
ああ、あそこで遊ぶのね。
子どもたちが気にもしていない素振りで先を歩いていた一方、私はちょっと過保護なような、ストーカーのような、なんとも言えない気持ちで後をついてきていたので、とりあえず息子1号に一声かけて家に帰りました。
ところが。
5時になり、「ただいまー!」と元気に帰ってきた息子に、何して遊んだの?と聞いたところ、
「えぇとぉー、歩いて(その町より先の)中学校のところまで行ってきてー、サッカーしてきたー」と。
マジですか!?
ウチからそこまで余裕で1㎞はありますけど??
中学校まで行くなんて聞いてないよー。
じゃあ帰りは?
「途中まで一人で帰ってきたよー」
どうやら一緒に行った別の一年生が後から追いかけてきたらしいのですが。
もう時間だからとさっさと帰るマイペースさが我が息子らしいといえばらしい。
けれど、初めて行く場所から一人で帰ってくるなんて。
そして放課後のこの短い時間で遠くまで歩いて行ってサッカーして帰ってくるとは、なんて盛り沢山なんだ(^‐^;
とりあえず、川と車と知らない人に気を付けて、なるべくお友達と一緒に帰っておいでね。
それしか言えないー。
子どもには子どもの世界がある。
あれこれ大人が口出しするものではないし、全ての行動を把握しようなんてそりゃ無理な話だよね…。
息子1号の世界が広がっていくことを嬉しく思う反面、これから心配事が増えるなぁと思ってしまった私でした。
我が家からの夕焼け。
こんな日は、息子1号も「今日は夕焼け祭りだね~」と嬉しそう。
こんな感性を持ってくれているのか、と、こちらも嬉しくなります。